ガレージライフTips.07 ガレージの床仕上げ
今日のお題目はガレージの床仕上げについて。
皆さん、結構悩まれると思います。
これはガレージの使用イメージによって選択が変わります。
自ら多少の整備をするような方のガレージに
私が普段採用するのは、
モルタル金鏝(かなごて)仕上げの上、浸透性表面硬貨材塗布です。
まず、モルタル金鏝(かなごて)について。
ガレージの床は、土間コンクリート一発で仕上げる方法もありますが、
これだときちんとした水平が出づらいんですね。
ですので、まず土間コンクリートを打設してから、
工事も終盤に差し掛かった頃にモルタルを厚さ50mmほど塗り、
金属の鏝(こて)でツルツルに仕上げます。
これがモルタル金鏝(かなごて)仕上げ。
ただ、これだけだとモルタル表面が削れていき、
ガレージがホコリっぽくなってしまいます。
そこで、浸透性表面硬貨材という液体を塗ります。
色々なタイプがありますが、原理としては、
モルタルに薬剤が浸透して表面を硬くするというもの。
(そのまんまな説明ですみませんw)
ABC商会のシリケートコート
http://www.abc-t.co.jp/products/material/floor/hyoumen/product/9421.html
とか、
アトミクスのゼロガード
http://www.atomix.co.jp/atomix/floor/ft_zero.html
などがあります。
メリットはコストパフォーマンスに優れる事。
デメリットはオイルなどは浸透してしまうので、シミになる事。
オイルのシミを嫌う場合は
アトミクスのフロアトップU-100NE0
http://www.atomix.co.jp/atomix/floor/ft_100neo.html
など修理工場の床に塗るような製品もあります。
ただ、コストがかかる割には、
いずれ剥がれてしまいタッチアップも大変なので、あまりお勧めしてません。
個人的には、オイルのシミもガレージらしくて良いと思っています。
そして、もう一つの使用イメージは
ショールームのようなガレージ。
この場合はタイルを貼る事が多いです。
タイルは割れるリスクがあるので、大きなサイズではなく450角程度までかと思います。
タイル貼りの場合注意すべき点としては、
1.明るい色のタイルを選ぶとタイヤの跡が目立ちます。
2.タイルの目地も同様で、明るい色の目地だとオイルのシミが目立ちます。
3.ウマを掛けるなどの整備はタイル破損の可能性があります。
というところでしょうか。
求めるガレージのイメージによって選択してくださいね。
写真は、ガレージライフVol.54にも表紙掲載された、
ガヤルドが住むタイル貼りのガレージ。
タイルのサイズは300角です。
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