ガレージライフTip's09 照明のお話
今日はガレージの照明のお話。
照明器具の光源には大きくわけて5種類あります。
1.白熱灯
2.蛍光灯
3.ハロゲン
4.LED
5.水銀灯
の5つ。
このうち5の水銀灯は体育館や道路照明などで使うものなので除外ですね。
(最近はLEDで代用する事もあります)
1の白熱灯とは、所謂エジソンの時代からあるフィラメントの電球です。
一番安価ですが、寿命が短く効率が悪い。
地球温暖化防止、環境保護の観点から世界的に製造撤退の動きとなっています。
基本的には大手メーカーによる国内生産も終了しています。
演色性が高いなどのメリットもあるのですが、
今後の事を考えると選択肢から除外ですね。
2の蛍光灯は、皆さんご存知の蛍光灯です(笑)
長いのや丸いの、ボール状のものなど。
色の種類も白色、昼光色、電球色と豊富になってます。
白熱灯に比べると寿命も長く効率もいい。
ただ、演色性があまり良くない、基本的に調光が出来ないなどのデメリットがあります。
演色性についてはかなり改善されて来たように思いますが、
白熱灯と蛍光灯が照らす「影」を見ると圧倒的に白熱灯のほうが綺麗なんですよね…
3のハロゲンはブティックなどの服飾店や飲食店でよく見る光源です。小粒でキラリとしたやつ。
演色性が高く、白熱灯よりは寿命も効率も良い。
ただ、結構な熱を出します。
灯体がコンパクトで、キラリと光るので、インテリアの見栄えも良いです。
(眩しくてNGな人も居ます)
4のLED、話題の光源です(笑)これからの主流になっていくでしょう。
まだ高価ですが(ハロゲンより高い)、演色性もまずまず、寿命が長く効率も良い。
照明器具として使われ始めた初期の頃は、
「白」を構成しているスペクトルに問題があるものがありましたが、
最近はかなり改善されています。(中間スペクトルが落ちてた)
で、ガレージベストな照明は??
これはガレージをどのように使うかによって決まって来ます。
愛車を美しく照らして眺めたいのなら、
ハロゲンやLEDでしょう。
ダウンライトを天井に埋め込んでも良いし、
配線ダクトを天井に流し、それに付けたブラケットで光の方向を吟味しながら照らすのも良い。
ガッツリと整備がしたい!という方であれば、蛍光灯です。
イメージはファクトリー。
クルマやバイクの整備は危険も伴いますから、隅々まで明るくなるように照明計画しましょう。
写真は配線ダクトにハロゲンを取り付けた足立区の住宅です。
| 固定リンク
コメント
調光かましてない配線ダクトですと、負荷の軽い電源ならば天井から確保しやすいとうメリットもありますね!
床をのたうちまわる配線から脱却されますし。
フィリップスの低圧用ダイクロ型LED球って、最近まで電動ファンが内蔵されていたんですね。ビックリ
そして仕様変更でファンは廃止された模様
(ファン回路の故障が意外に多かったようです。)
投稿: coolyscreek | 2013年9月11日 (水) 12時40分
電動ファン内蔵LEDって知りませんでした!
確かに他メーカーでも放熱の苦労はフィンから窺い知れますけど、
まさかファンまで(苦笑)
投稿: 山本健太郎 | 2013年9月11日 (水) 19時26分
山本さん これが多分ファン付のほうです。
光源の廻りにスリットがある(スリットの形状は色々あるようです)
我々の業販でも4千円代ですね。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/alllight/masterled10wez1027k12vmr1624ddim-philips.html
店舗だと判りにくいけど、美術館や住居の特別静かな環境だと、作動音が判ることがあるそうです。
投稿: coolyscreek | 2013年9月12日 (木) 19時54分